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中古住宅の諸費用は何パーセント?価格別の目安と内訳を宅建士が解説

最終更新:2026年7月23日|監修:おうち(宅地建物取引士)

結論:中古住宅の諸費用は物件価格の6〜10%が目安です。
住宅ローンを使うなら8〜10%、現金購入なら6〜8%に収まりやすくなります。たとえば3,000万円の中古住宅なら、諸費用はおよそ180〜300万円。物件価格とは別に、この金額を現金で用意しておくのが基本です。

価格別・中古住宅の諸費用の目安

「何パーセント」は幅があるため、実際の金額に直したほうがイメージしやすくなります。住宅ローンを利用する前提(諸費用率8〜10%)でのおおよその目安は次のとおりです。

物件価格諸費用の目安(8〜10%)合計で必要な現金の目安
2,000万円約160〜200万円頭金+諸費用
3,000万円約240〜300万円頭金+諸費用
4,000万円約320〜400万円頭金+諸費用
5,000万円約400〜500万円頭金+諸費用

ポイント:諸費用は原則として現金での準備が必要です。ローンに組み込める場合もありますが、契約時の手付金や引渡し時の登記費用など、現金で先に動くお金が多いため、余裕をもって見積もっておくと安心です。

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諸費用の内訳と、それぞれの目安

中古住宅の諸費用は、大きく「①仲介にかかる費用」「②登記・税金」「③住宅ローンにかかる費用」「④保険・清算金」に分けられます。3,000万円・フルローンを例にした目安を示します。

費用項目目安(3,000万円の例)内容
仲介手数料約106万円(価格×3%+6万円)×消費税10%が上限
売買契約書の印紙税1万円軽減税率適用時(1千万〜5千万円)
登録免許税(所有権移転)約20〜30万円固定資産税評価額に基づき計算
司法書士報酬約5〜10万円登記手続きの代行報酬
融資事務手数料約66万円借入額×2.2%(定率型の場合)
抵当権設定費用約5〜10万円登録免許税+司法書士報酬
火災保険料約15〜40万円構造・所在地・補償内容・期間で変動
固定資産税等の清算金約10〜15万円引渡日以降分を日割りで売主へ

もっとも大きいのは仲介手数料と、ローンを使う場合の融資事務手数料です。この2つで諸費用の半分以上を占めることも珍しくありません。

なぜ中古住宅は新築より割合が高いのか

新築(売主から直接購入するタイプ)の諸費用は物件価格の3〜7%が目安で、中古の6〜10%より低めです。この差の主な理由は次のとおりです。

補足:不動産取得税は「固定資産税評価額×3%」が原則ですが、一定の要件を満たす住宅は控除により0円になるケースも多い費用です。取得後数ヶ月してから納税通知が届くため、見落としやすい点に注意してください。

諸費用を抑えるためにできること

一方で、仲介手数料の上限や印紙税は法令で定まっているため、これらを大きく削ることはできません。「諸費用ゼロ」をうたう広告は、別の費目に上乗せされていないか内訳を確認しましょう。

諸費用はいつ支払う?

よくある質問

中古住宅の諸費用は物件価格の何パーセントですか?

中古住宅(仲介取引)で6〜10%が目安です。ローンを使うと8〜10%、現金購入なら6〜8%に収まりやすくなります。3,000万円なら約180〜300万円です。

なぜ中古は新築より諸費用の割合が高いのですか?

最大の理由は仲介手数料です。中古は仲介を通して買うのが一般的で、価格×3%+6万円+消費税がかかります。売主直販の新築ではこれが不要なことが多いため、中古の方が割合が高くなります。

諸費用を安く抑える方法はありますか?

融資事務手数料が定額型の金融機関を選ぶ、火災保険を見直す、司法書士の見積りを比較する、などがあります。ただし仲介手数料や印紙税は法令で定まっているため大きくは変わりません。

諸費用は住宅ローンに含められますか?

多くの金融機関で諸費用込みのローンが使えます。ただし借入額が増える分だけ審査が厳しくなり、金利が上乗せされる場合もあります。手付金など先に現金で動くお金がある点にも注意が必要です。

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監修:おうち
宅地建物取引士。物件調査・購入諸費用・売却収支の試算を専門領域とし、Sonaure を開発・監修。運営者情報を見る

※ 本記事の金額は、中古住宅・個人間売買の仲介取引を想定した一般的な概算であり、実額は物件・契約条件・金融機関・保険商品・時期により変動します。税率・控除・費用相場は改正されることがあります。正式な金額は、司法書士の見積り・金融機関の事前審査・保険見積り等で個別にご確認ください。個別具体の税務・法務判断は税理士・司法書士等の専門家にご相談ください。
参考:宅地建物取引業法(仲介手数料の上限)/国税庁「印紙税額の一覧表」「登録免許税の税額表」/総務省・各自治体(不動産取得税・固定資産税)